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投資を始めようとしている人に最初に読んで欲しい記事

投資に興味を持ち、これから始めようとしている方が最初に読んで欲しい記事です。

お金に対する不安を解消したい方や現状を変えようとしている方の最初のステップとして投資はとても有効です。

このブログでは将来の経済的安定を築くために投資をしようとしている方に、投資をする上で重要な情報と、疑ってかかるべき情報を分かりやすく解説したいと思います。

目次

投資を始めるための準備

1. 財務状況の把握

投資を始める際は、まず自分の財務状況を把握してみましょう。

現在の収入、支出、貯蓄、負債などをノートに書いてみましょう。

これにより、投資に回せる資金がどれくらいあるかが明確になります。

具体的な手順:

  1. 月々の収入を確認する
  2. 家賃や生活費を計算する
  3. 投資に回せる余剰資金を算出する

2. 緊急資金の確保

投資を始める前に、緊急時のための資金を確保することが不可欠です。

一般的に、3〜6ヶ月分の生活費を目安とします。

これにより、予期せぬ出費や収入の減少があっても、投資資金を急いで引き出す必要がなくなります。

3. 投資目標の設定

明確な投資目標を設定することで、適切な投資戦略を立てやすくなります。

一番重要なのは長期的な目標です。

投資で短期で成果を上げるのは非常に難しいですが、比べて長期で成果を上げるのは簡単です。

どのように長期で成果をあげるのはか後ほど説明します。

5年で平均年率5%のリターンとか10年後に3000万円の資産形成とか、長期で目標を設定するようにしましょう。

4. 投資知識の習得

投資に関する情報には害悪でしかないものもあります。

この記事では最低限知っておくべき知識に絞って説明をします。

(1)初心者が買うべき金融商品

 ETF(上場投資信託)だけでいいです。

 また、銘柄はVT、VT、SPYなど世界株式、米国株式に連動したETFが良いです。

 具体的な銘柄候補は別の記事で説明させていただきます。

(2)分散投資の重要性

分散投資は、投資初心者にとって非常に重要な戦略です。

これは、「卵を一つのカゴに盛るな」という格言に例えられます。

分散投資の本質は、リスクを分散させることにあります。

例えば、ある株式会社の業績が低迷しても、他の企業が好調であれば、ポートフォリオ全体のバランスを保つことができます。

同様に、ある業種が不振でも、他の業種が好調であれば、全体的な影響を緩和できます。

分散投資は、長期的に安定したリターンを得るための効果的な方法です。

初心者は、インデックスファンドや ETF を活用することで、簡単に分散投資を実践できます。

また、手数料もとても良心的です。

先ほど例にだしたVT、VTI、SPYなどのETF(上場投資信託)はそれ自体がリスク分散されています。

リスクを抑えつつ、安定した資産形成を目指す上で、分散投資は絶対の戦略です。

初心者におすすめの投資法:積立NISAを利用したコア・サテライト戦略

初心者にとって、安全性が高く、かつ効果的な投資方法として、積立NISAを利用したコア・サテライト戦略がおすすめです。

コア・サテライト戦略の説明の前にまず、積立NISAの説明をさせて頂きます。

積立NISAとは

積立NISAは、少額から始められる長期・分散投資のための非課税制度です。毎月一定額を積み立てることで、時間分散効果によりリスクを抑えつつ、複利効果で資産を増やすことができます。

積立NISAの特徴:

  • 年間投資上限額:120万円
  • 非課税期間:20年間
  • 対象商品:長期・積立・分散の観点から選定された投資信託

コア・サテライト戦略の基本

コア・サテライト戦略は、ポートフォリオを安定性重視の「コア資産」と成長性重視の「サテライト資産」に分けて運用する方法です。

コア資産(全体の70〜80%):

  • 安定性重視
  • インデックスファンドやバランスファンドなど
  • 長期保有が基本

サテライト資産(全体の20〜30%):

  • 成長性重視
  • 個別株など
  • 市場動向に応じて機動的に運用

積立NISAを活用したコア・サテライト戦略の実践

  1. コア資産の構築
    • 積立NISAを利用して、全世界株式インデックスファンド(VT)や全米株式インデックスファンド(VTI)に定期的に投資します。
    • 例:月々8万円を全世界株式インデックスファンドに投資
  2. サテライト資産の追加
    • 余裕資金ができたら、成長が期待される分野のETFに投資します。
    • 例:月々2万円を新興国株式ファンドに投資
  3. 定期的な見直し
    • 年に1〜2回、資産配分を確認し、必要に応じてリバランスを行います。

この戦略により、安定性と成長性のバランスが取れた投資ポートフォリオを構築できます。

投資初心者がしてはいけないこと

投資を始める際には、以下の行動は絶対にしてはいけません。

これらは初心者にとってリスクが高く、大きな損失につながります。

もっと直接的な言い方をすれば、マーケットの養分になります。

1. レバレッジを使うこと

レバレッジとは、借入金や証拠金を利用して、自己資金以上の取引を行うことです。

つまり、レバレッジとは本人の実力以上の資金を投資に回すことです。

初心者がレバレッジをかけて勝てるほど、投資の世界は甘くありません。

また、レバレッジは投資した金額以上の損失を負うことがあります。

レバレッジさえかけなければ、その人のリスクは投資した金額だけです。

投資を始めたばかりの方には様々な情報が飛び込んでくると思いますが、レバレッジだけはかけないでください。

2. 金融機関の窓口で金融商品を買うこと

金融機関の窓口で勧められる金融商品を買うのは絶対にしてはいけません。

それらの金融商品は手数料に窓口の人の人件費が上乗せされています。

いい金融商品は先ほど説明したVTI、VT、SPYなどの指数に連動したETFです。

手数料もとても低く、ネット証券で買えます。

3. 個別株など一つの商品に資金を集中すること

分散投資は、リスク管理の基本です。

一つの商品に資金を集中させることは、そのリスクに全てを賭けることを意味し、大きな損失につながる可能性があります。

特定の企業の不振が直接的に影響しますので、個別株へ集中投資するはやめましょう。

4. デリバティブ商品を買うこと

デリバティブ商品は、原資産の価格変動を利用して利益を得る金融商品といった説明がされます。

しかし、デリバティブ商品の実態は複雑な仕組みで初心者の目をくらませ、カモるためにできた商品です。

デリバティブ商品を買っても市場の養分になるだけです。

絶対に手を出さないでください。

投資成功のためのアドバイス

  1. 長期投資を心がける
    投資は短期的な変動に一喜一憂せず、長期的な視点で取り組むことが重要です。市場は短期的には上下動しますが、長期的には上昇傾向にあります。
  2. 積立投資を続ける
    市場のタイミングを図ることは難しいため、積立投資でドルコスト平均法など定期的に投資を続けることで、平均購入単価を抑えることができます。
  3. 手数料に注意する
    ネット証券でVT、VTI、SPYまたはそれらに連動した投資信託を購入しましょう。そうすれば手数料を低く抑えられます。
  4. 税制優遇制度を活用する
    NISAやiDeCoなどの税制優遇制度を活用することで、税金の負担を軽減し、より効率的に資産を増やすことができます。

まとめ

投資初心者の方は

ネット証券の積立NISAで米国株式指数や世界株式指数に連動したETFまたはそれに連動する投資信託を買いましょう。

基本的にはそれだけで十分です。

個別株を買いたい場合は、非常に少額にするか、仕事や趣味などのつながりで自分がとても詳しい分野の銘柄にしましょう。

デリバティブ商品は絶対に買ってはいけません。

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この記事を書いた人

株式投資歴20年の40代半ばの会社員。株式投資、FX、先物取引に手を出して、結局株式投資に落ち着きました。

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